here症候群

リンクが設定された(<a>タグで囲まれた)テキストをアンカーテキスト(anchor text)と言います。このアンカーテキストは、クローラや一部のブラウザで前後の文章を読まずに解釈されることがあり、アンカーテキストだけで意味の分かる言葉になっていることが望ましいです。アンカーテキストが「こちら」「もっと見る」「詳細」だけになっている状態をhere症候群(ひあしょうこうぐん)と言います。

<a href="#">こちら</a>

直したほうがいいアンカーテキスト

全ての場合でこれが当てはまるわけではないですが……。→は改善例です。

  • here(代表例)
  • ダウンロード → xxxx.zip
  • こちら → ○○はこちら
  • もっと見る → ○○の続きをもっと見る
  • 詳細 → ○○の詳細
  • 画像のみでalt属性なし(これはhere症候群とはちょっと違いますが)

here症候群になってしまう原因として一番大きいのは「昔からこうしているから」という文化的なものだと思っています。あとはテキストを考えるのが面倒というぐらいで、あまりこだわりが無いことがほとんどです。少し意識すれば簡単に改善することができます。

「大手サイトもこうなってるから問題ない」という人には、「大手サイトだからこうしてても問題ないんですよ」と言ってあげると良いです。

直すのが難しい場合

デザイン的な都合などで、直すのが難しいケースはあると思います。気休め程度だと思いますがその場合の対応方法など。

あえて重複リンクを作る

「同じ飛び先リンクの場合、先にマークアップしたほうが重視される」らしいので、1つ目のリンクを望ましいアンカーテキストにする。もちろん本当は重複リンクなんて無いのが理想。

<a href="#1">○○○○</a>
<a href="#1">Continue reading</a>

タイトル属性

a>タグにタイトル属性「title="○○続きを読む"」を付ける。これでアクセシビリティ的には解決することが多いが、「これはSEOスパムだ!」というどこかの保護団体のような人がたまにいる。そんなに気になるなら試してみればいいのだが、「今はよくても後々スパム扱いされて順位が下がる。下がったらお前のせいだ。」と返されると面倒。

nofollow属性

クロールの優先順位を下げるという意味で、望ましくないアンカーテキストのリンクにnofollow属性を付ける。「あえて重複リンクを作る」と併用が良いと思う。これも一部の人に過大解釈されてしまいがちな属性なので面倒なことになりがち。

参考


最終更新: 2017-10-15 (日) 22:57:02