互換表示モードの基礎知識(IE8~)

ごく稀にIE8(IE9)の「互換表示」の状態をデフォルトの表示だと思っている人が居るのと、「互換表示」ボタンを表示させる方法について。

互換表示とは

IE8~9には対応していないサイトでも利用できるように、IE7と同等のレンダリングモードにする機能があります。それが互換表示モードです。互換表示ボタン(破れた紙のアイコン)をクリックすることで、切り替わります。
互換表示モードがオンになっているかどうかが分かりにくいので、注意してください。

Internet Explorer 8 標準モード

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Internet Explorer 8 互換表示モード (IE7とほぼ同じ表示)

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一番簡単な確認方法

IE8以降であればF12キーを押して開発者ツールを表示すると、現在のブラウザーモードが簡単に確認できます。互換表示ボタンが表示されていなくてもこのツールのブラウザーモードから互換表示の切り替えが可能です。開発者ツールはデフォルトだと別ウィンドウですが、CTRL+Pで固定してコンパクトな表示にできます。

ie8-compatible-f12.png


互換表示ボタンが表示されない場合の対応方法

「互換表示ですべてのWebサイトを表示する」がオンになっている

ツール>互換表示設定 から、「互換表示ですべてのWebサイトを表示する」をオフにします。

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「マイクロソフトから更新されたWebサイト一覧を含める」がオンになっている

IEで res://iecompat.dll/iecompatdata.xml にアクセスすると表示される一覧表に、ドメインが登録されていると、互換表示モードが強制的にオンになります。

ツール>互換表示設定 から、「マイクロソフトから更新されたWebサイト一覧を含める」をオフにすると表示されるようになります。

ローカルのファイルを表示させている

ローカルのファイルを表示させる場合は、互換表示ボタンは表示されないようです。あまり無いと思いますが、互換表示モードで表示させたい場合は「互換表示設定ですべてのWebサイトを表示する」にチェックを入れると互換表示になるようです。

それでも互換表示ボタンが表示されない

サーバー側、またはHTMLファイルでドキュメントモードが指定されている可能性があります。一番多いのは、下記のようなmetaタグが入っていることです。

<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=EmulateIE7" />

互換表示モード=IE7ではない

互換表示モードはIE7のStandardsモードに相当と言われていますが、ごく稀に表示が異なることがある為、IE7のシミュレータや実機での検証を推奨します。


最終更新: 2017-10-15 (日) 22:57:02